エミレーツ航空 帰国便 広大なタクラマカン砂漠は必見 ドバイ旅行記 15
ドバイの旅も最終日です。エミレーツ航空の羽田行きは、午前8時発です。出発時間が早いので、最終日は実質的に帰るだけになります。
土産を買い忘れたら空港で
午前5時40分過ぎ、タクシーでドバイ国際空港のターミナル3に到着。
早朝とあって、人は少ないです。それにしても、大きな空港です。
出国審査を終えて、軽く朝食を取ります。現金が少し残っていたので、なるべく余らないようにクロワッサン1つとペットボトルの水1本を購入。
6泊の旅で17,000円をディルハムに替えましたが、ほぼきれいに使い切りました。
ショップは早朝でも営業しています。土産を買い忘れたら、空港で探してみましょう。われわれは、ここでデーツを買いました。
イギリス系のコスタコーヒー。ドバイではいろいろなところで見かけます。
搭乗口は端っこでした。広い空港を随分歩かされました。
来るときはエアバスA380でしたが、帰りはボーイング777-300ERでした。
果てしなく広がるタクラマカン砂漠
出発して2時間弱で朝食。またもクロワッサン登場。オムレツはまずまずおいしかったです。
出発から4時間ほどで、中国・新疆ウイグル自治区のタリム盆地、およびタクラマカン砂漠上空を飛びます。この便に乗って帰国される方は、ぜひ見てみてください。絶景です。
ごつごつした岩肌に乾燥した砂の大地。荒涼とした世界が視界の限りに広がります。
アラビア砂漠を見た時もそうでしたが、何もない大地にわれわれはなぜこんなに引きつけられるのでしょうか。いくら見ていても飽きません。
このようなルートでタリム盆地、タクラマカン砂漠を通過していきました。
写真は撮り忘れましたが、この後、夜間に北京上空を通過しました。夜景がすごくきれいでした。飛行機から見る景色で、これほど楽しませてもらったのは初めてかもしれません。
夜食のチキン。エミレーツだからと言って、特別なクオリティーではありません。ファーストやビジネスは知りませんが、少なくともエコノミーはごく普通の機内食しか出ないので、期待しない方がいいでしょう。
味の良し悪しを語る前段階の話をすると、そもそも私が頼んだのはチキンではなく、ビーフでした。ビーフかチキンのどちらかで、ビーフを選んだら「手元にない。取ってくるから待って」と言われ、10分後に別のキャビンアテンダントに手渡されたのはチキンでした。なぜ? これには私を含めて、周囲の客が強い口調で反発しました。当然です。帰ってきた答えは「申し訳ないけど、ビーフはもうありません」。なんだ、そりゃ。こっちとしては、どうしてもビーフじゃなきゃいけないわけじゃないんだから、ないなら最初からそう言えばいいだけのことです。待たされた10分は一体何だったんだ、と文句の一つも言いたくなります。
エミレーツのサービスには往路でもあきれることが多々ありました。何も特別なことを求めているわけではありません。ごく普通のことばかりです。期待値が高かった分、失望も比例して大きく膨らみました。就航している空港の数や便数を誇る前に、客に丁寧に向き合う姿勢をもっと大事にしてほしいものです。
ドバイ旅行記は以上です。長文、お付き合いいただきありがとうございました。
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